小杉放菴

明治14年（1881）～昭和39年（1964）

過去取扱い作品

- 略歴 -: 1881年
明治14年12月30日、栃木県日光町（現・日光市）に二荒山神社の神官の子として生まれる。
本名は国太郎。父は国学者でもあり、明治26年から30年にかけては日光町長も歴任; 1896年
日光在住の洋画家・五百城文哉の内弟子となるが、五百城に無断で出奔、上京して白馬会洋画研究所に入る。
しかし再び五百城の元に戻る; 1900年
今度は許可を得て再度上京し、小山正太郎の不同舎に入門; 1903年
国木田独歩の主催する近時画報社に籍をおいて挿絵を描き、漫画の筆もとっている; 1913年
フランスへ行き、翌年に帰国。これ以降、墨絵も描き始めるようになる。
再興された日本美術院に参加し、同人として洋画部を主宰; 1920年
日本美術院を脱退; 1925年
東京大学安田講堂の壁画（洋画）を手がける; 1935年
帝国美術院会員。
第二次世界大戦中に疎開のため新潟県赤倉に住居を移住; 1964年
昭和39年4月16日、肺炎のため死去。享年82歳。墓所は日光市所野字丸美

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